るきなの独り言

何かと考え込むので発散します

子供を不幸にする無能な親の特徴

 

 おはようございます、もしくはこんばんは。お気に入りばかりが販売されなくなる、ルキナです。コメダ珈琲店の「瑞(みずき)」って紅茶が好きだったのですが、今はほとんど見かけません(一部店舗では取り扱いがあるみたいですが、ほとんどありません。悲しいです)。

 

 今回の記事は、ひろゆき氏の「学歴が低い親の最大の問題は、頭が悪いことではなく、頭の良い大学にさえ行けば幸せになれると勘違いしていること」という意見に便乗しています。

 初めに言っておきますが、学歴の低い親が無能というわけではありません。誰もがやってしまいがちな内容なので「改めて気をつけなくてはな」という気づきになってくれればと思います。それでは、目次です。

 

1 学歴や特定のスキルへの過度の依存

 「〜さえできていれば」皆がこれを考えるのではないでしょうか?ですが、これほどに人間の可能性を潰してしまう思考はそんなにはありません。「〜さえできていればもっと幸せになれる」こんな勘違いをする親が子供に勉強とかスポーツとか強要させたりするんですよね。なぜなら「それさえできれば人生ば薔薇色だったから、私の教育は間違っていない」と勘違いしているからです。

 

1-1 学歴や特定のスキルが全てを決定するという誤解

 改めて考えてみれば当たり前のことですが[学歴が高い=収入が安定している]という等式は成り立ちません。これは学歴だけでなく、あらゆるスキルや能力にも言えます。

 例えば、井上尚弥大谷翔平人間性に問題があったとします。試合前後も常に暴言を吐き、問題行動ばかりをしていた場合、今と同じように皆から称賛されるでしょうか。おそらくされないと思います。そして、そのような周りから称賛されない状態であれば、怪我をしたりスランプに入っても助けてくれる人はほとんどいません。当人にとっても幸せな状況とは言えないわけです。

 何が言いたいのかというと、特定のスキルは個々の成功に寄与する可能性がありますが、その成功は特定のスキルだけに依存するわけではなく、他のスキルや能力、経験、そして個々の置かれた状況などにも影響を受けます

 個人という存在は、何か1つによって決定されるほど単純なものではありません。

 

1-2 子供に与える負の影響:親の過度の期待やプレッシャーの影響

 ルキナも親から無駄なプレッシャーを受けた1人です。親は良い大学に入って欲しいというだけでなく「いい大学に入るには、睡眠時間は3時間くらいで残りは勉強しろ」という謎理論を持っている人でした。おかけで夜12時過ぎに寝て毎朝4時に起こされる生活をさせられ散々でした笑。まあ、ルキナの話はこれくらいにして、

 親が「良い学歴を持つ・特定のスキルを持つことが幸せに繋がる」と考えることは、子供に大きなプレッシャーを与えます。間違いありません。親が自分の未達成の夢や期待を子供に押し付けると、子供はその期待に応えようとするあまり、自分自身の興味や能力を抑圧することもあります。

 また、親が特定のスキルに過度に焦点を当てることで、他の重要なスキルの発達が疎かになる可能性もあります。良くある感じなのは、勉強をやり過ぎて対人スキルが極度に下手なことですよね。

 人間はあらゆる掛け算によって成り立っており、一つのスキルだけでなく、さまざまなスキルや経験、感情がその人間を形成します。

↓これらの問題を防ぐためには

 

2 理解しておかなくてはいけないこと

 人間は、ついつい「これさえあれば」なんて考え方をしてしまいます。「学歴が良ければ」「痩せてさえいれば」「身長がもう少し高ければ」などなど、このようなことを考えます。先ほども言いましたが、人間はあらゆる掛け算によって成り立っており、一つのスキルだけでなく、さまざまなスキルや経験、感情がその人間を形成します。

 対策はシンプルであり[万能なスキルはない]と理解することです。言われれば当たり前の事実ですが、何かに挑戦するときは「これをできるようになれば」なんて考えがよぎってしまうものです。上手くいかなかったとき、失敗したときなどに「万能なスキルはない」という認識を持っておくことで、すぐに切り替えられたり、必要以上に落ち込むことはなくなります。つまりは、無駄な執着を無くせるという事です。

 

3 無能な親を自覚して脱却する

 無能な親は「〜さえできていればもっと幸せになれる」こんな勘違いをしています。そして、子供に勉強とかスポーツとか強要させたりして「とりあえずこれをやっておけば損しないから」などといった"言い訳"をします。言い訳といったのは、自分の経験や世間の常識から正解っぽいことを子供にやらせているにすぎないからです。もっと言えば、"自分の子に何をさせるのが最適なのか"ということが分かっていないから、正解っぽいことをやらせます。

 

それでは、何をすればいいのか

①万能なスキルは存在しないことを理解する

②子どもの独自の興味、情熱、才能を尊重する

 ①について、万能なスキルはないことを理解することは非常に重要で、「これは教えておきたいのに、、、」といった執着を減らすことができます。本当に伝えたいことはそんなに多くないはずです。少ない数に絞って伝えるからこそ、子どもの印象にも残るものです

 ②について、これからの時代は"多様性"が加速します。つまりは、今まで以上に無難な解が存在しなくなっていきます。その中で重要になることが『個性』です。『その人にしかできないこと』というのが重要になります。そのような世界に移り変わっていくにも関わらず、周りと似たり寄ったりのことを強制させるのは愚の骨頂というものです。子どもの好奇心は可能性の塊です。

 

4 総括

 「これさえできるようになれば」と執着して努力するほど周りが見えなくなります。他のチャンスをみすみす見逃すというのが一番もったいないです。自分の絶対的な夢でないなら、執着しすぎずに「他にどんなものがあったっけ?」という余裕は持ちたいものです。