るきなの独り言

何かと考え込むので発散します

VR, ARは日常生活に普及しない

 おはようございます、もしくはこんばんは。

 整体にもっと早くいけばよかった、ルキナです。肩と頭が痛すぎて体が歪んでるのかなーって整体行ってみましたが、めちゃめちゃ歪んでました。肩こりが軽減され、歩いても疲れにくくなりました。 

 

 突然ですが、appleがARグラスを発表しました。appleが発表する前からARやVRは注目されていましたが、これらは本当に流行るのでしょうか。ルキナの見解ですが、結論、一部では流行る。もの珍しさから注目されていますが、スマートフォンの代替となるようなレベルになるのは10年くらいはないだろうと思っています。

 なぜ日常生活に普及しないと考えるのか、また、それでもルキナはARとVRを使っていきたい理由というのを個人的見解で話していこうと思います。それでは目次です。

 

1  ARとVRの現状

 深いところまで話しませんが、ARとVRの技術は確立されてきています。ですが、本格的に実用化(既存のものの代替、超越)というところまでは至っておりません。超便利ではありませんが、商品として展開できるレベルにまでは到達しているという状態です。このため、インフルエンサーたちは「技術革新は早いから、ARとVRの時代がすぐに来る」と言いますが、このような言葉には語弊があると思っています。

 ARとVRの技術革新が進み、いくつかの分野で用いられるようになることはもうすぐだと思いますが、日常生活に溶け込んでくるのはまだまだ先だと思っています。認知はされているけど、自分では使わない状態がしばらくは続くかなと感じます(タブレット端末は便利だけど、使う人は少ないし、使いこなせていない人が多いとの同じ現象が起こると思ってます)。

 

2 一般人にARとVRが普及しない理由

 まず前提として、ゲームや映画など一部のコンテンツをARやVRで楽しむというのはすぐに普及していく可能性は高いと考えています。ですが「パソコンはもういらないよね」「スマートフォンも必要ないよね」という時代は遥か先だと考えています。

 

2-1 VR/ARの利用上の障壁:価格、利便性

 VR/ARが乗り越えなくてはいけない絶対的な課題は「価格」と「利便性」です。この2つのどちらかが欠けてしまえば普及することは絶対にありません。

 

2-1-1 価格

 まず「価格」についてですが、普及させたい場合は何かと代替する必要があります。つまりは、代替したいものの価格と同程度を目指す必要があります。ちなみに、何かと代替することができない場合、それはゲーム機やオーディオ機器などといった一部の人が楽しむコンテンツに成り下がります。一般に普及するためにVR/ARが目指すのは「パソコンの代替」や「スマートフォンの代替」になります。

 パソコンやスマートフォンの価格はいくらくらいでしょうか。10万円~20万円くらい?世の中はそんなに豊かな人であふれているわけではありません。格安のスマホ、中古のスマホを持っている人は山ほどいます。つまりは、新品で20万円以下程度、中古で5万円程度(中古の値段が下がるには数年かかります)になる必要がありそうです。また、大前提として「パソコンの代替」や「スマートフォンの代替」ができるレベルに技術が到達している必要があります

 

2-1-2 利便性

 価格だけでなく、利便性も追求する必要があります。スマートフォン改めて考えると最強の利便性です。ポケットにスッと入る、起動は一瞬、これらを他の手法で代替するなど途方もないことです。

 VR/ARのグラスの利便性は皆無ですよね(わざわざゴーグルをつけなくてはいけません)。では、進化してメガネ型はどうでしょうか?これも問題があり、ポケットに入れて押しつぶれて壊れないか心配です(ケースに入れれば利便性が低下します)。

 究極は常時装着型。案としてはコンタクトレンズなどでしょうか。実はコンタクトレンズにデバイスを埋め込んで、視界に表示させるという技術は存在しています。でも「コンタクトレンズを付けるのが怖い」という人もいます。これらをどう克服していくのか。

 

3 伝えたい事

 「VR/ARが凄い!」と騒いで実際に使っていく人は恐らく少数で、「便利なんだなー」って傍観する人が多数でしょう。そして、おそらくあと10年は「VR/ARじゃなくて、こっちでよくね?」って言われ続けると思っています。クレジット決済を国民全員が使わないように、iPadの使用者がそんなに増えないように、本がKindleに完全に置き換えられないように、使う人・使わない人が出てきます。

 そして使っている人と使っていない人で、生活が大きく変わると思っています。スマートホーム化も同じようなもので、知っている人(というか、やろうと決断して行動できる人)はより便利に暮らします

 VR/ARは簡単に普及しません。だからこそ実際に使って、使いこなすことが大きなアドバンテージになる、そう思っています。