るきなの独り言

何かと考え込むので発散します

人間はすぐに飽きる

 おはようございます、もしくはこんばんは。外食するときはケチりたくない、ルキナです。基本は貧乏性で、牛肉は買ったことがないですが外食するなら美味いものを食べたいです。

 

 ルキナはかなりの飽き性で、少し前にハマっていたものもすぐにやらなくなってしまいます。ルキナだけでなく、意外と周りのみんなも好きなものとかハマっているものがコロコロ変わったりします。

 一方で、やめたいと思っているものはやめられないものです。ゲーム、甘いもの、お酒、ジャンクフードなど止めた方が良いと思っているものはありますが、ルキナは「楽しめる内に楽しんでおけ」と思っています。今回は、止めたいと思っているものを継続する免罪符になるような記事になるかと思います(パチンコ・タバコなどの依存症の場合は除く)。それでは、目次です。

 

1 人間はすぐに飽きる

 ほとんどの人は、同じことをずっとやることは無理だと思っています。好きな食べ物でも毎日食べたら飽きますし、好きな音楽もずっと聴いていれば飽きてきます。好きなものに熱が冷めてきてしまった瞬間って悲しくなりますよね。そのうち、「これも飽きてしまうのかなー」なんて思いつつゲームを始めたり、音楽を聴いてしまったりします(ルキナだけかもだけど)。

 依存症以外の場合、人間には飽きがくる仕組みになっていると考えられています*1。つまり、人間は飽きます。

 皆は、何かにハマってしまうと、時間を無駄にしてしまっている感覚があるため「止めたい」と考えますが、ルキナは賛成しません。人間にはすぐに飽きます。「楽しめるうちに楽しんでおく」というのが人生においての幸福なのではないかと考えています。

※日常生活や健康に悪影響を及ぼさない範囲であればという話です。日常生活に悪影響があるようであれば、依存症なので改善を推奨します。

 

【人間には飽きがくる仕組み】

 人間が飽きるメカニズムとしていくつか考えられていますが、ここでは2つ挙げます。

・脳の報酬系:人間の脳には、報酬系と呼ばれるドーパミンを主とする神経伝達物質があります。新しいことを始めたり、達成感を感じたりすると、脳はドーパミンを放出し、喜びや興奮を感じることができます。しかし、同じ刺激が繰り返されると、ドーパミンの放出量が減少し、同じ喜びを感じにくくなっていきます。これが飽きの原因で、依存症や過激な行動の原因にもなっています(依存症は、ドーパミン受容体の感度が悪化することでドーパミンが大量分泌されることで引き起こされます)。

・変化への欲求:人間は、新しいことや変化を求める傾向があります。これは、変化が新たな情報や経験をもたらし、生存や適応に役立つためです。そのため、長期間同じことを続けていると、刺激の変化が欲しくなり、飽きが生じてきます。

 

2 止めるのではなく、メリットを考える

 ハマってしまっているものを止めたいと思う理由は、時間の浪費・健康被害がほとんどだと思います。健康被害に関しては抑制する他ありませんが、時間の浪費に関しては、今やっていることが「何かの役に立つ」と感じられることで、より時間を有意義に使ったと感じることができると思っています。つまり、止める理由ではなく、やるメリットを明確にして、今をより楽しんだらどうですか、と提案したいのです。

 

※下記例は、健康被害や日常生活に支障をきたさない範囲で楽しむ場合を前提としています。

ex.1 シューティングゲーム

 PUBGやCODなど、今はとても人気でハマっている人は多いのではないでしょうか。息抜きやストレス解消といったものは省略しますが、下記のようなメリットがあると考えています。

・決断力や判断力の向上:シューティングゲームでは、瞬時の判断や戦術的な決断が求められます。これによって、判断力や決断力が鍛えられると考えています。知識や経験を積むことで、判断力が向上していくという感覚をゲームを通して学べるのではないかと考えています。

・コミュニケーションの機会:オンラインで他のプレイヤーと協力・対戦することで、コミュニケーションを取る機会があります。知らない人と積極的に話していくという事を意識することで、初対面の人との対人スキルも身につくのではないかと思っています。また、ゲームに関する共通の話題が、新しい友人や知人との交流を促すことがあるかと思います。

・チームワークの向上: これらのゲームの中には、チームで協力して戦うことが求められるものもあります。チームメンバーとのコミュニケーションや協調性に加えて、個人の能力と配置などを考える「適材適所を見極める力」が向上することが期待できると思っています。

 

ex.2 スイーツなどの甘いものを食べること

 甘いものはドーパミンを放出するので、どうにも依存しやすいところがあります。それでも、メリットはあると思うので列挙していこうと思います。

・記憶と感動の共有:甘いものを楽しむことは、特別な思い出や感動を共有することがあります。例えば、誕生日などの記念日で専用のケーキ、もしくは「甘いもの好きなあなたが見つけたおいしいケーキ」を家族や友人と一緒に食べることは、人間関係に良い影響を与えてくれること間違いなしと思っています。

・幸福感の向上:甘いものを食べることで、脳内に幸せホルモンとされるセロトニンが分泌されることがあります。これにより、一時的に幸福感が向上し、ポジティブな気持ちになることができますが、気分が落ち込んでいる時に食べると依存的になってしまう恐れがあります。ですが、食べると決めた時は存分に楽しんで食べることが吉です。

・コミュニケーションの機会:甘いものを一人で楽しむのも良いですが、友人と一緒に楽しむのはどうでしょうか。スイーツを食べている時はセロトニンも分泌されますし、コミュニケーションも楽しく捗ることと思います。いろいろなスイーツを食べた・知っている、ということは有用なコミュニケーションツールになり得ます。

 

せっかくなら、いろんなスイーツ・お菓子を食べておきましょうよ、とルキナは思います。

 

ex.3 お酒

 お酒は少量であれば、健康に良いという話もありますが諸説ありという感じなので、ここでは言及しないことにします。まあ、赤ワインはポリフェノールが含まれているので、他のお酒に比べると良いのかもしれないですね。

・お酒の知識や文化の学び:お酒を楽しむことで、さまざまなお酒の種類やその製法、歴史などを学ぶ機会が増えます。学ぼうと思わなくても、うんちくを語りたい人と飲んだりしたら勝手に学ぶ機会になります。自分の知識が広がることで、新たなお酒の楽しみ方、他者との会話の幅も広がっていくのではないかと思います。

・コミュニケーションの促進:お酒のメリットと言えば、コミュニケーション、みたいなところはありますよね。お酒を飲むことで脳の動きが鈍くなるので小さいことは気にせず、会話が弾みます。ルキナはお酒を飲めない体質ですが、飲みにケーションはただの食事会よりは疲れないので、なんやかんや便利なものだとは思っています。

・地域経済への貢献:地域のお酒や酒造メーカーに興味を持って購入する事で、地域経済の活性化に貢献もできます。地元の方と仲良くなるキッカケにもなります。お酒は会話の話題にもなるのでやっぱりいい趣味だなーと思います。

 

3 総括

 今回は3つの例を出しましたが、他の趣味やハマってしまっているものでもメリットは多くあると思っています。しかし、意識しなければ得られないメリットがほとんどで、自己成長を意識して趣味を楽しむと、より充実感が得られるのではないかと考えています。ですが、趣味は何も考えずに楽しみたいという考え方もあります。

 そのため、趣味やハマっているものに対して、自分がどのようなポジションを取るのか意識してみるところから始めてみると良いかと思います。

 

 せっかく夢中になっているものがあるなら、止めるのはもったいないです。楽しめるうちに楽しむ。それが、今を幸せに生きる手段の1つではないかと考えています。

 

*1:この記事内の【人間には飽きがくる仕組み】を参照