るきなの独り言

何かと考え込むので発散します

薬に頼らないことを止めた

 おはようございます、もしくはこんばんは。辛い物を食べると腹を壊す、ルキナです。辛い物うまいんですけど、ほどほどにしたいですね。胃薬どこかなー、(笑)

 

 題名の通り、ルキナは薬に頼らないことを止めました(一般の薬のことです)。そう思うようになった理由は分かりませんが、そこに価値観の変化のヒントが隠れてると思います。今回は、あなたの価値観は内側からのみ生まれるものではないということを話をしていきます。では、目次です。

 

1 価値観が変わった経験

 ルキナは直近で、考え方を変えたものがあります。それは「薬に頼らないことを止めた」ということです。今までは、頭が痛くても我慢し、乗り物酔いをしても根性で乗り切り、腹痛は耐えるものと考えていて、一切薬を頼りませんでした。

(そのような性格からだったのか、生まれつきなのか小学校から大学にかけて風邪で休んだのは1回だけでした(笑))

 今一番使っている薬は胃薬です。お腹いっぱいで体が重いときは飲んでいます。このような価値観の変化が起きたのは、ルキナが歳を取ってきたからという事もあるかもしれませんが、それだけではないと思っています。

 

2 時代の流れと考え方の変化

 ルキナ考え方の変化は、時代の流れの影響を大きく受けていると思っています。現代では科学的根拠に基づいた医療が進歩し、適切な薬を適切なタイミングで使用することが、より効果的な治療や症状緩和に繋がることが多くなっています。以前は体力や根性で乗り切ることが美徳とされていましたが、現代では健康に対する意識の高まりや病気や症状に対する理解が深まることで、自分の体を大切にし、適切なケアを受けることが重要であるという認識が広がっています。

 医療技術の進歩や薬を身体のケアとして使っている人が増えてきており、それがSNSなどを通して活発に情報が普及されていることが、ルキナの価値観を変えた要因の1つと思っています。

 

3 常識との距離感

 時代の価値観や常識は、正しいこともあれば、間違っていることもあります。例えば、過去にはアスベストが建築材料として広く使用されていましたが、後にその健康への悪影響が明らかになり、使用が禁止されるようになりました。ノーベル賞を獲得したロボトミー手術*1は、当時は画期的な手術法でしたが、現在は禁止されています。このように、当時・現代の常識や価値観は間違っている可能性があります。常識や社会の価値観に疑問を持ちつつ、自分自身の経験や知識、感覚に基づいて判断することが大切だというわけです。(ルキナは現在酔い止め薬や胃薬に頼っていますが、それも間違っている可能性はあるということです)

 自分の考え方が時代や周囲の影響を受けていることを認識し、それをどのように取り入れるか、または抵抗するのかを自分で決めることが必要です。信頼できる専門家の意見や最新の研究結果にも目を向けることで、より適切な選択ができるかと思います。医療だけでなく、あらゆる情報は日々更新されており、過去の常識が覆されることは多々あります。特に変化の激しい現代においては、最新の情報を取り入れつつ、常識や社会の価値観に縛られず、自分にとって最善の選択を行うことが求められます。

 

4 異端者として発言することになる

 常識や社会の価値観を疑って、自分にとって最良の選択をしていると、周りと価値観の違いが出てきます。時代の価値観と異なる意見を持っている場合、世の中の人からするとカルチャーショックのようなものを感じることがあるかと思います。その場合は否定的なことを言われたり、拒絶される可能性が高いです。

 周りと価値観が合わないなと思ってきたら、自分自身を異端者として受け入れた方が都合が良いと思っています。周りとズレていると認識できれば、自然と共感を得ようと思わなくなっていきます。共感を得ようと思っても受け入れてもらえることは少ないですが、変わり者として受け入れられることもあります。

 普通に生きて死ぬことが嫌だと思っているなら、周りに共感されているようではダメだと思っています。「まあ、そういう人だもんね」と言われるようなら、周りに媚びない自分に正直な人生を送れていると感じます。

 

 自分の考え方は何を元にしているのかを疑うことで、固定観念に気づき、変えることができる可能性があります。常識や社会の価値観に縛られないようにするのは大切ですが、あくまでも自分が楽に生きることを考えていきたいものです。自分に合っていないなら意味がないです。

 

 

*1:ロボトミー手術は、1930年代にポルトガルの医師アントニオ・エガス・モニスによって開発されました。この手術は、患者の前頭葉を損傷させることで、精神症状を軽減することができるとされていました。1940年代から1950年代にかけて、多くの国でこの手術が行われ、数十万人もの患者が手術を受けました。

しかし、次第にロボトミー手術の副作用や有害性が明らかになりました。手術は、患者に重大な神経学的障害をもたらすことがあり、感情の鈍化や知能の低下、場合によっては死亡に至ることもありました。さらに、手術の効果についても疑問が持たれるようになりました。現代の精神医学では、ロボトミー手術は非人道的で非科学的な治療法であるとみなされています。