るきなの独り言

何かと考え込むので発散します

今を生きているわけではない

 

 おはようございます、もしくはこんばんは。お酒は最弱、ルキナです。カクテル系3杯で頭痛がします。3日酔いになります。はっ!3杯で3日酔いなら4杯で4日酔い?(勘弁してくれ、、、)

 

 私たちは、「今を生きよう!」とよく言われます。これはどういう意味なのでしょうか。今を生きることとは、過去や未来を切り離して行動する事です。極論を言えば、今を生きることが重要だというのであれば、過去や未来の記憶は必要なく、今の記憶しかいらないという事にもなります。ですが、今の記憶しかないのは幸せとは思えないですよね。

 それでは、「今を生きる」とはどういう意味なのでしょうか。それを深堀していきます。それでは、目次です。

 

 

1 過去や未来について


1-1 過去や未来の役割とは

 過去や未来は、私たちが今生きていく上で欠かせない役割を担っています。過去には、私たちの人生経験や知識が大量に蓄積されており、今の状況に対して適切な対応をするための知恵や経験が詰まっています。また、未来には、私たちが設定した目標や希望、夢が存在しており、それらを実現するための指標や方向性が詰まっています

 一言で言うなら、過去や未来は、今を生きる上で必要不可欠な「道具」として存在しています。


1-2 過去や未来にこだわることの問題点

 しかし、過去や未来にこだわりすぎることには問題点があります。まず、過去にこだわりすぎると、過去の出来事や失敗にとらわれてしまい、現在の状況に対して適切な対応をすることができなくなってしまう可能性があります。

 例えば、仕事で失敗したことがある人は、その失敗にとらわれてしまい、同じような失敗を恐れて何も行動できなくなるかもしれません。このように、過去の経験にとらわれると、新しいチャレンジに取り組むことを避けてしまう可能性があります。

 また、逆に未来にこだわりすぎると、将来の不安や不確定性に対して過剰なストレスを感じることがあり、現在を十分に生きることができなくなってしまう場合もあります。未来や夢のために動き続けていると、心が疲れ切ってしまいます。

 ルキナの昔の座右の銘は、「気分やモチベーションに頼らない」でした。ですが、理由もなく疲れることが増え、生きることが楽しいと感じられなくなってしまいました。その後、少しは気分に合わせて行動することも大切だと学び、今を楽しめていると感じます。

 

2 過去もない、今もない、未来もない

 過去、現在、未来のどれかに執着してしまっている時点で間違えています。「今この瞬間を生きよう!」と考えることは逆に、"今"に執着し過ぎています。過去もなく、今もなく、未来もなく、全てをひっくるめての私たちの人生です。

 「今を生きる」という表現は、過去や未来を無視することではなく、現在の状況に対して目を向け、その状況に対して最善の行動を取ることを意味すると解釈しています。 

 もっと簡単に言えば、過去の経験から学びを得たり、将来の計画を立てることも重要ですが、過去や未来は今の状況に適切な対応をするための"道具"であるということです。

 

3 過去や未来を道具として活用する方法


3-1 過去を道具として活用する方法

 過去は、今の自分を形成する上で重要な役割を果たしています。当たり前ですが、過去の経験や失敗から学び、成長することができるからです。

 過去を道具として活用するためには、まずその経験を冷静に振り返り、何が起こったのか、何がうまくいかなかったのかを客観的に分析することが重要です。過去に失敗した経験は山ほどあると思います。過去の原因を考えて対策をするというのでは不十分です。より重要なポイントが、"自分を知ること"です。

 失敗には自分の特性が隠れているものです。このような失敗をしてしまったのは、自分のどんな特性があったからだろうかという事を知るのです。調子に乗りやすいのか、せっかちなのか、急ぐとボロが出やすいのか、他のことを考えるときが散りやすいタイプなのか、などといった自分の特性を知ることで、ミスを生み出しにくい環境をつくることができます。失敗をしたくないなら、失敗をしない環境にする。その第一歩が、失敗から自分の特性を知ることです。

 

3-2 未来を道具として活用する方法

 未来もまた、今の状況に適切な対応をするための道具として活用することができます。例えば、「これを買いたい!」と思ってお金が足りなかったらお金を貯める必要があります。お金を貯めるという目標に向かって計画を立て、行動していくわけです。「~したい」「~になりたい」という将来の希望的願望は、私たちの原動力になるわけです。つまり、未来はモチベーションとして道具になるという事です。

 将来を見据え、これからどうするのかを考えることこそが今を生きることにつながるルキナはそう考えています。

 

 今を生きようとして、将来を見ないふりをすることは逆効果です。「今のままでいいのか」「もっとお金を稼げるようになるにはどうしたらいいのか」など、このような将来の不安を考えないようにして、今を生きようとすることは、将来をもっと不安に感じさせる行為です。

 未来を考え、これからどうするかを考えていきたいものです。